通常国会を「働き方改革国会」と命名し、「長時間労働の上限規制を導入し、長時間労働の慣行を断ち切る」と決意を示した。
あわせて、「正規・非正規の雇用形態にかかわらず、昇給や福利厚生など、不合理な待遇の差を是正することで、多様な働き方を自由に選択できるようにする」
安倍晋三を心から愛し、何が何でも正当化するフジサンケイグループのフジテレビ、2018年1月5日12:20のニュースでございます。
ここに改めて掲載しておきます。彼はこれをここに書いていない方法で実現しようとするはずです。それはどういうことかというと、どんどん正規社員を撤廃して非正規のかたちに置き換えていくという各大企業が望んでいる形態に置き換えていくということでございます。そうすれば労働時間なんぞは容易に見た目で改善できちゃいます。挙げ句に労働時間に縛られない、成果主義的労働政策を取り入れるわけですから、この政権は大企業におもねった労働強化政権だとみなくてはならないのです。それを彼は「多様な働き方」といっていて、労働側の多様性ではなくて、雇用側の多様性に応える、というだけのことでございます。
