昭恵文庫

　なんせ60回も外国へ出かけている安倍晋三だけれど、昭恵夫人が一緒になって出かけている。で、彼女はその度に「昭恵文庫」と称して日本関連書籍や日本語教材を寄贈しているんだそうだ。それは外務省の公的文書の中でも南海も書かれている。一体どんな書籍が寄贈されているのかと思ったら、今回ラトビア側に寄贈したのは「安倍昭恵の日本のおいしいものを届けたい!」「新しい国へ 美しい国へ 完全版」のたったの二点だというのには驚いた。これすらもひょっとすると私費ではなくて、公費から出ているのかも知れない。それくらい良いじゃないか、という価値観はもちろんあるだろうけれど、そこがけじめ、というものだ。この二点を前に記念写真まで撮っているこの大げささに、恥ずかしくなる。

　外務省の公文書に書かれている「昭恵文庫」とは。
（注）昭恵文庫
　安倍昭恵総理夫人は、訪問国における日本語学習や日本文化の更なる普及や交流の促進に役立つようにとの願いから、関連団体の協力を得て、海外訪問先の日本人学校や日本語、日本文化のプログラムを実施する学校や大学に日本関連書籍や日本語教材を寄贈しています。

新しい国へ 美しい国へ完全版 （文春新書） [ 安倍晋三 ]

安倍昭恵の日本のおいしいものを届けたい！ 私がUZUを始めた理由 [ 安倍昭恵 ]