ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

復興委員会

 正式には「東日本大震災復興特別委員会」というのだそうです。国会にこういう名称の委員会が存在することすら、もうとっくの昔に忘れております。なんで、その委員会に山本太郎が発言をし、それを彼がFacebooktwitterで発信しているのかわからなかったのですが、彼のことなので、注視する必要があると思っておりました。その時の彼の発言を全て知ることができます。それがこちら
 驚くべき数字がこの発言の中にどんどん出てきます。私被災地へ一度も行ったことがありません。多くの国民が私と同じようにいったことがないのだと思います。そしてすくなからずの国民が私と違っていっているんだと思います。
 避難地域の制限が解除になっていることを知っていますが、とてもじゃないけれど、行く気になりません。「多分政府や東京電力が真実を明らかにしていないことがたくさんあって、とてもじゃないが行きたくないところ」だと思っているからです。(そんなもん行ってからにしろよ!いわれるかも知れません)。
 それにしても「避難が解除された地域にどれだけ人が戻ってきたかを示す住民居住率、昨年末では(楢葉町では)30.85%。これと同じ要領で、飯舘村浪江町富岡町の居住率を計算すると、10.2%、2.67%、3.01%です。」もちろん帰ってこない理由は様々です。生活環境が整っていない、線量が高い・・・。
 もっと驚いたのは「本委員会では八か月以上も復興について議論なし」というくだりです。もう全て終わったのですか?これではまともに「被災地に寄り添って」なんていねぇなぁと痛感してしまいます。
 どうして山本太郎のような政治家が増えないのか。
 昨日の夜のNHKスペシャルを見ていて、1967年のデトロイト暴動当時にも、真剣に黒人差別の実態をつまびらかにしなくてはならないと、尽力していたという人たちを見て、私たちにもこの種の人たちが必要なんだと、真剣に思ったんです。線香配っている場合じゃない。