今年は京都へも行かなかったし、温泉にも行っていない。一昨日の新聞に旅行会社が大きな温泉ツアーの広告を出していた。つれあいが突然それを見ながら、来月になったら温泉に行こう！といった。ずいぶんと唐突だなぁとは思ったけれど、わたしには全く異存はない。行けるものなら毎月でも温泉に行きたい。しかし、行き先が北なのかよぉ、と思っていた。せめて、伊豆あたりじゃダメなのかと。
それが昨日になったら、「やっぱり勿体ないから辞める」という。いや、それでもかまわんよ、もともとそんな予定立てちゃいなかったんだから。すると、夜になって、「やっぱり行こう！」という。こんなに衝動的にあれこれ迷うのは珍しい。それはいつもだったらわたしの役回りで、あっちは悠然とかまえていて「私は行かないよ！」とか「行けば良いじゃん！」というのがあっちの役回りだ。それが珍しく逡巡している。
なんでなんだろうかと思ったら「もうあと何年も生きるわけじゃないんだから！」というのである。ま、それはそうだよね。どう考えてもあと10年だろうからね。自分の両親が77-8歳で人生を全うしちゃったんだから、あとは推して知るべしだというのだ。
つう訳で来月下旬に温泉に行ける！
