ほぼ足りてまだ欲 その先

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自己申告

 あぁ、もう何度も書いたかも知れないなぁ。
 私が働いていた会社では毎年「自己申告」なるものが行われていて、今後どんな分野で働きたいかとか、どこの部署に配属されたいかなんてことを書いて出す、というものだった。若い時は調子に乗って「北海道営業所」なんて書いたら、「遊びのことばっかり考えているとしか思えないな」と上司に言われたりしちゃってね。海外の支店での勤務にはなにも問題はないと書き続けていたけれど、一度も実現しなかった。そのうちに子会社から声がかかって出向することになった。つまり自己申告でなにも実現しなかった。私が申告することと上の評価は全く合っていなかったってことだ。憎まれていたからなぁ。使えない奴って。
 この自己申告には語学力なんて項目があって、日本語と英語しかわからないんだから、評価が低くてもしょうがないけれど、その英語力を「日常会話をこなせる程度」というところに○をして出したら、「君がそこに○をすると、他の人がもっと低い評価せざるを得なくなるから「業務に支障がない」に○をしてくれ、といわれたんだけれど、それじゃ自分を買いかぶっている嫌みな奴ってことになっちまうわけよ。あれで余計印象悪かったんだろうなぁ。(やぶにらみ)。