ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

回転すし

 上野のアメ横に行くと周辺に回転寿司屋が雨後の竹の子の如く、並んでおります。どこに入ったら良いのか、全く見当がつかない。その上、ここにあったなぁと思っていたらある日なくなっていた、なんてことが日常茶飯事です。二軒並んでいるなんてのも別に珍しくもなんともないです。そんな中、わが家ではあの辺で回転すしといったら、名前もハッキリ覚えていない店で、二貫125円均一なんてところで食べていました。いわゆる鮨とは異なるものが回転寿司だと思っています。ところが、その店が先日行ってみたら、なんとも活気のない、なんだかボワ〜ッとした雰囲気と味になっていて、お、これならこれで良いや、とも思えなくなっていました。しかも値段が上がっていたのです。その斜め向かいにある三崎の港がどうとかこうとかの店は外国人が行列を作っていて、それが二重にもなっていたのです。あ、こりゃもうダメかもなぁ、と思っていたら、今月半ばからとうとう上野にも「スシロー」が来ると大書してありました。
 てんで今日はその「スシロー」へ足を踏み入れました。ぐるぐる回っているものだけでなく、タブレットで注文を出すと、上のレーンにぶわぁ〜んと飛んで(いや、飛んじゃ来ないけど)来ます。一番安くて二貫で120円です。小さい握りです(いや、多分誰も握っちゃいないけど)。店員さんの半分は外国人です。握りのタネをはがしてみると、全くワサビがついていません。どうりで、まるでスーパーで売っている寿司についてくるような小袋に入ったワサビが回ってくるわけです。お客さんも外国人が目立ちます。
 会計してねというボタンを押すとお兄さんがリモコンみたいなのを持ってきて、お皿を当てると、いくらの皿が何枚と出ます。でお兄さんがその結果情報が入ったパウチされたものをくれます。それをキャッシャーに持っていき、読み込ませると、値段が出ます。現金でもクレジットカードでも、その機械で支払うことができます。
 どうせ寿司も機械なんだから、支払いも機械で良いんじゃねぇの、と思います。あと解決しなくちゃならないのは、お客が帰ったあとの片付けですね。テーブルが開いて、ガラガラと全てのものを落とし込むとベルトコンベアで洗い場に運ばれるシステムの構築が必要です。できるかなぁ・・・?
 帰り道に時々入っていたあの回転寿司屋の前を通ったら、中の造作がすっかり撤去されていました。まだやるのか、それとも撤退したのか。