ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

保阪正康著、新潮新書「人を見る目」

国体論 菊と星条旗 (集英社新書)

国体論 菊と星条旗 (集英社新書)

 取り上げ方がなかなか取っつきにくいのかも知れないのだけれど、「序」を読んだだけでも、次から次に発想が飛びだしてくるような大変に示唆に富んでいて、これは手にして大正解。 著者は北海道新聞の記者。あれからずっと避難者を追いかけている。一番の問題はみんなが忘れてしまうこと。敢えてこの時期にきちんと現実に向き合っていかなくてはならない。政治家と東電、大企業は避難者をとことん利用してきた。読むほどに知らなかったことが次々に出てきて、関心を持っていると思い込んでいたけれど、やっぱり知らず知らずのうちに遠ざかっていた自分に愕然とする。当時かなりの現場の人たちが被爆していることがわかるが、こんなこと、正しく報道されていたんだろうか。
 あ、しまった、文藝春秋を立ち読みするのを忘れた。
 dancyuにまたとんかつの「すぎ田」が出ていた。やっぱり一度は喰っておかないとまずいなぁ。どうせだったら海老フライを食べたいな。
帰りのバスから、これまで気がついていない蕎麦屋を発見した。近頃近辺では水曜日でなくて、火曜日を定休にする店が増えてきたような気がする。
 週末には外まで人が並んでいる「後藤フルーツパーラー」にはさすがに平日は中には並んでいるみたいだけれど、外にはいなかったなぁ。
 どこかで天丼を食いたいなぁと思っていたんだけれど、結局家に帰ってきて、蕎麦を茹でて食べた。タンパク質は短い竹輪二本。
 地下鉄からバスに乗り換えようとしていたら、友人夫婦とバッタリ遭遇。