高齢になってからの問題は、爺さん。
友達ができない。友達が去って行く。しかし、それを引き留めもしない。ひとりでいるのが快感になる。文句いう人もいないし、カッとくることもなくなる。気がついたら、周りに誰もいない。たったひとりになっている。
そこへ行くと婆さんは誰とでも屈託なく、言葉を交わすことができる。背中になにもしょっていない。爺さんは相変わらず何か看板をしょっていたい。背負っていないと安心できない。
否定できない。
高齢になってからの問題は、爺さん。
友達ができない。友達が去って行く。しかし、それを引き留めもしない。ひとりでいるのが快感になる。文句いう人もいないし、カッとくることもなくなる。気がついたら、周りに誰もいない。たったひとりになっている。
そこへ行くと婆さんは誰とでも屈託なく、言葉を交わすことができる。背中になにもしょっていない。爺さんは相変わらず何か看板をしょっていたい。背負っていないと安心できない。
否定できない。