本当かどうかは知らないけれど、77歳だったそうだ。ということはThe Spiders華やかりし頃、既に20代半ばだったということだろうか。当初、あのバンドではソロをとっているのは彼ではなくて、スチール・ギターを弾いていた大野克夫だった。大野克夫は1980年の井上堯之バンド解散まで井上堯之に付き合っていた。ウィッキペディアによれば大野克夫の方が一歳上。
井上堯之には息子がいるらしい。10数年前だっただろうか、私の息子と同年齢の私の二つ目の大学での同級生が当時バンドをやっていて、そのバンドでギターを弾いているのが「イノウエっていうんですがオヤジは井上堯之だというんですがご存じですか?」と聞かれたことがある。もちろん「そりゃあるよ!」と答えた。
ちょうどその頃、豪州タスマニアのギタリスト、Cary Lewincampが品川でライブをやったときに、そこに現れた井上堯之は妙に痩せていて、病気じゃないかと思った。終演後、Cary Lewincampと話していたがあれは一体どんな話をしていたのだろう。