元気な爺さんが2歳児をあっという間に見つけたという話がありましたね。78歳であちこちにボランティアに行っているというお爺さんは国民栄誉賞に値するという声まであるんだそうですね。頭が下がります。
なんであの人があっという間に見つけたのかについて、藤原伸也が書いている。こちら。
最初にあの人がその場にいた人に説明した言葉
- 「子供はここ(前太股)を使って上に上に上がる習性がある。下には絶対に行かない」
- (出立のとき)「カラスがカーカーうるそう鳴くもんじゃけ」
どういうことかというと、まず範囲が狭められたということと同時に、カラスの鳥山が立っていたということではないかというのが味噌だったらしい。
つまりカラスは彼らが興味を持つものをそこに見つけていたということではないかという推測である。しかし、発見者のお爺さんは最初にこれを口にしただけでその後は一切言及していないという。カラスに狙われていたということを云うのはこの場にふさわしくないと思ったのではないかと藤原は書いている。
なるほど、説得力がある話だ。自然現象を熟知していると云うことではないだろうか。都会に暮らしていると、全く鈍化してしまう感覚ではないかなぁ。