ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

神保町

 午後になってから偶には歩かなくちゃなぁと思いながら家を出た。で、とりあえず都営地下鉄の駅へ行った。最初は日本橋あたりへ行こうと思っていたのだが、とりあえず何かお昼に食べようと思って、あ、そうだ!と思いついたのが神保町の嵯峨谷・神保町店。今シーズンは一度もあそこの冷や麦を食べていない。うちではつれあいが冷や麦がイヤだというので、乾麺すら買い置きがない。なんたってあそこの冷や麦は乾麺をうちで茹でるのと違って、つるつる感が満載だ。あれはどうしてなんだろう。で、かき揚げ冷や麦550円也を買った。ほうら、やっぱりツルツルだ。
 神保町に来た以上、古本をめぐるんだけれど、今日は文庫縛りにした。

これって、見た覚えがない。古いからもう忘れているんだろうか。
円生の録音室 (中公文庫)

円生の録音室 (中公文庫)

 筑摩からも文庫が出ているらしいけれど、これはその前、1999年の中公文庫版。
戦争私書 (中公文庫)

戦争私書 (中公文庫)

 これも今までに見た記憶がない。
清朝の王女に生れて―日中のはざまで (中公文庫BIBLIO)

清朝の王女に生れて―日中のはざまで (中公文庫BIBLIO)

 読み始めてみたらなんだかもともと日本語で書かれたものではないような雰囲気の文章だ。戦争直後の話を書いているらしい。
エヴェレストより高い山 登山をめぐる12の話 (朝日文庫)

エヴェレストより高い山 登山をめぐる12の話 (朝日文庫)

 オリジナルは2000年の出版だそうだ。John Krakauerの元々の文章が面白いのか、翻訳者が巧いのか、ちょっと読み始めるとぐいぐい引き込まれていってしまいそうで、夜中に頁を開いたのだけれど、慌てて閉じた。Krakauerの作品はテーマが興味深いのだが、翻訳者によって取り憑かれたり、そうでなかったりしそうだが、「Into Thin Air」もぐいぐい、だったよなぁ。
 久しぶりに歩いたら、ぐだぐだだ。7,704歩