ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩

 まずバスでアメ横まで行く。この路線のバスは15〜20分に一本来るのだけれど、やってくる方向がバスしか交通機関がない地域なので、やってきたときはすでに満員で立っているひとが10人ほどいるというくらいにいっぱい乗っている。だけれど、次々に降りる人がいるから、どんどん空いてくる。

 乗ったときは席が空いてなかったのだけれど、次の停留所で椅子が空いたら、お婆さんが座った。すると横に座っていた若い女性が、私に席を譲ってくれた。女性に譲って戴くのは恐縮です、といいながら座った。

 豪州の朝の電車で爺さんが前に立った若い女性に席を譲ったのを見て、驚いたことをこういう時に必ず想い出す。あの爺さんは私よりも前の駅から乗ってくるんだけれど、時々日本語の文庫本を読んでいる時があって、なんでそんなものを読んでいるのか、尋ねたことがある。確か、大学の先生だったような記憶だ。今でも顔を想い出すことができる。

 旅行鞄を見て、残り少なくなったコーヒー豆の代わりを買い、回転すしでランチにした。私たちだと二人で10数皿でお腹いっぱいになるが、隣のテーブルの若いふたりはなんと30数皿を積み上げていた。驚いたなぁ。