ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩

 今日は暖かいよと聞いたので、とにかく歩き出すべぇと思って家を出た。一番の防寒着ではなくて、ちょっと軽いダウンの長めコートだった。とりあえず都営地下鉄の駅方面に向かって歩いたんだけれど、そこを通り過ぎた。路地裏の間口二間くらいの新しいコンクリの建物が建っていたので、あれ?なんだろなと思ったら、それがもうホテルだといっている。そういえばわが集合住宅の隣にもそんな感じのホテルが出来た。あっという間だった。その間口二間の隣にはずっと前からいわゆるラブホテルが建っている。こりゃきっと間違えてはいる人があとを絶たないことだろうなと人ごとながら心配・・つうより期待しちゃう。アハハ!

f:id:nsw2072:20190208031221j:plain:w360:right 川を渡ると、実にぽかぽか陽気でまるでもう春が来たみたいだ。大通りのバス停から都バスに乗る。森下の駅でこれを降りる。都営大江戸線の駅に潜ってトイレを借りる。じゃ、大江戸線に乗ろうと勝どきで降りる。表に出て、晴海通りにある「勝どき橋南詰」のバス停に行くとそこへ「東京駅丸の内南口」行きの都バスが来た。ラッキーだ。小走りで乗り込むと、いかにも月島、勝ちどきあたりの超高層マンションに住んでいますといった風情の奥様たちが、瀟洒な乳母車と共に乗っておられて、築地六丁目、三丁目、はたまた銀座四丁目で降りられるのである。隔世の感ふかし。かつて晴海通りはこんな雰囲気では決してなかったからね。勝鬨橋を渡って晴海の方へなんて、滅多にバスが来ない。来たと思うと、道路は渋滞していてなかなか動かない、そんな時代に晴海の展示場で仕事をしていた頃からは天と地の違いだ。

 ここを通る「東京駅丸の内南口」行きのバスは三種類あって、都04は「豊海水産埠頭」から、都05-1は「晴海埠頭(客船ターミナル)」から、都05-2ははるか「東京ビックサイト」からやってくる。道理で、三越の横にある「銀座四丁目」の停留所で見ていると次から次にバスがやってくるわけだ。しかし、こっちから行くバスは銀座の四丁目をすぎると、日劇のヘリを右へ曲がって、ビックカメラの反対側、新有楽町ビルの前「有楽町駅前」で停まり、後は東京駅。これ、楽しい。
 ビックカメラで、愛用しているけれど、もうへたってきた、寝ながら聴くイヤフォンと、テレビの音声を聞くヘッドフォンを買う。テレビ用ヘッドフォンはコードが5mの長さで、これがあれば夜中でも平気でテレビが見られるというわけ。今の人たちだったら、きっとbluetoothで飛ばすんだろう。そうなるとこの5mコードつくも早晩なくなるか。
 6階へあがって50L位の旅行用バッグを探す。中途半端なサイズなので、あんまりない。ハードケースはあるけれど、ソフトケースはない。一番安いハードケースが13,000円だった。どうせ壊れちゃうんだろうなぁ。

f:id:nsw2072:20190208030920j:plain:w360:left で、問題は寝ながら耳に刺すイヤフォン。前回もそうだったのだけれど、どこのなんというイヤフォンかがわからない。たまたま通りかかった若い店員さんを捕まえて「ここで買ったことがあるんだけれど、といったら、彼が私のポイントカードを見せてくれという。すると彼は私がここで買ったもののデーターを検索。すぐにわかったんだけれど、これはもうメーカーで製造中止しています、という。だけれど、在庫があるかも知れないから見てくるという。しばらく経って戻ってきた彼の手にはこのイヤフォンの4色が全て乗っていた。ではと、白と黒を買った。後で考えたんだけれど、これを超える「寝る時に痛くない」イヤフォンは出てきそうにないから4個全て買っておけば良かった。

 そろそろ14時近くなって腹も減ったので、どうしようかと思いながら銀座一丁目にさしかかると、なんとあの「三州屋銀座一丁目店」のガラリ戸が開けっ放しのままで、中を覗くとひっくり返したような案配。えっ!閉店かと思ったら、「内装工事で3月上旬まで!」のサイン。ひとまずは安心だけれど、随分雑ぱくなスケジュールじゃないか。本当に再開するんだろうなぁ。居酒屋の店を作り直す金をかけて元は取れるんだろうか。それとも厨房や水回りがもう限界なのか。再開されたらあのおばさんはどうなるんだろう、もう引退か。待たれる再開である。
 宝町から都営浅草線で戻ってきて、スーパーでかき揚げを買い、蕎麦を茹でて昼飯とした。つれあいは友人たちとのランチで、結局夕飯もスーパーからの買い食いなり。8.465歩。