ほぼ足りてまだ欲 その先

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前兆

 岩屋毅防衛相は12日の記者会見で、安倍晋三首相が10日の自民党大会で自衛隊員募集に関して「都道府県の6割以上が協力を拒否している」と発言したことについて、実際は約9割の自治体から情報提供を受けていると事実上認めた。毎日新聞2019年2月12日 22時46分(最終更新 2月13日 09時19分)

 しれっと記事は通過していくんだけれど、こりゃどえらいことを云っておりますな。9割の地方自治体が、自衛隊に対して、地域の若者たちの名簿を提供している、ということなのであります。つまり、国を挙げて若者のデーターを収集して準備をしていると云うことなわけです。なんの準備をしているのかといえば、それは当然来たるべき徴兵制度に向かっているというわけです。
 こんなことを書くと、必ず「そんなわきゃないよ!この時代に!」と鼻で笑う人がいます。そういう反応で終わるに違いないと安倍晋三は、あ、いやいや、彼に吹き込んでいる連中は読んでいます。その証拠にこの国はあっと驚く軍事国家にいつの間にかなってしまっています。あの憲法を持っていながらです。つまり憲法はとっくにないがしろにされてしまっているのです。
 「そんなわきゃないよ、クーデター」は確実に進行中なのです。

 安倍晋三が良く取り上げる例えとして自衛隊員が自分の子どもから「お父さんは憲法違反なの?」といわれるのはあまりにも可哀想なんだから、早く憲法自衛隊の存在を明記するべきなんだと、バカを絵に描いたようなことをいう。野党の質問者が、「それは誰から聴いたんだ?」と聞いた。すると「防衛省から聞いたんだ」というので野党が「自分も駐屯地傍に住んでいたが、そんなことは聞いたことがない」と反論した。すると安倍晋三はなんといったか。
 「じゃ、あなたは私が嘘をついたというんですか!?」と激昂した。思わずお茶を取りこぼしそうになったといわれるほど驚いた。ひとつは誰も「そりゃ嘘だろ」といってもいないし、もうひとつはお前はあれもこれもそれも嘘ばかりついていることに気がついてもいないというのか、ということだ。嘘つきは自分の嘘を嘘だと思っていないってことなの?