「景気後退の局面に入ったか？」といわれたってさ、何しろ景気が良かった！という実感がないんだから、後退もへったくれもないんだな。実感としてあるのは、やたらと食い物の値段が上がっているなぁという点だけだよ。日頃買っているのは野菜や総菜なんだけれど、パンは小さくなるし、包まれているものは中身が減っている。これは良くわかる。お菓子の類いはほとんど買わないけれど、和菓子にしても、洋菓子にしても、一個の値段が高いよね。まともなものを買おうとすると。例えば、大福を買う。まともなお餅の大福は良い値段するよ。岡埜榮泉の塩豆大福は税込249円だけれど、スーパーで売っている求肥の大福だったら100円しない。しかも求肥の大福は3-4日大丈夫だけれど、ちゃんとした餅の大福だったらすぐ硬くなる。トーストで焼いたりなんぞする。昔だったら火鉢の五徳に網をのっけて焼いた。それはそれで旨い。つまり、どんどん偽物を口にするようになる。だって、背に腹は代えられない。景気後退の局面どころか、ずっと好景気なんかじゃなかったよ。
いざなぎ景気以来の長期間好景気だとアベノミクスはいっていたじゃん？ありゃ、いったいどこの世界の話なわけ？いつから好景気だったの？
