ことの始まりはアメリカに遊びに行った時に野球をみてやろうと思ったことだった。アメリカでは日本とエライ違っていて、イベントの切符を主催者の公式ページから買うよりも、切符取扱業者から買った方が、値段は高いけれど、良い席がある。それはもう何から何まで網羅していて、スポーツからコンサートまで何でもあり。しかも、その切符取扱業者はなにもアメリカだけに限らない。そんなアメリカの業者の、日本サイトも立派にある。昔はそんなのなかった。アメリカのサイトから直接購入していた。かつてはこれで大御所のライブを見に行ったこともある。
そのノリで、アメリカの業者のサイトで、鼻歌交じりに切符を買った。友人にも「行こうねぇ！」と云って。で、決済も全部終わって、さてさて、その切符を専用アプリに反映させようと思って、アプリをダウンロードしようとした。すると、「こちらの地域、国ではご利用になれません」が表示される。アレ？ッと思ったけれど、まさかぁ、と思ってためつすがめつした。すると、どうしても落とせない。そこで気がついたのはその業者の日本サイトがあって、そこで買えば簡単にpdfで送られてくる。くそっと思って、じゃ、アメリカのサイトで買った切符を売り出してやろうと思ったら、「アプリの切符についているこれこれこういうナンバーをリファーしてねぇ」と書いてあって、やっぱり兎に角アプリの切符を見なくちゃらちがあかない。
そこで思いついたのが、4-5年前にNYCで買ったiPad Miniだ。アレを初期化して作動地域を米国にしたら、落とせるんじゃないか？初期化をしたのは良いんだけれど、気がついたら、これはwifiでしか動かないんだよ。じゃ、どこで落とすんだ？
というわけで今ここ。アメリカのサイトからは「まだダウンロードしてないみたいだけど、落としてね！」というメールが来ている。どうする？？
問い合わせをしたいと、いろいろサイトで探したのだけれど、見つからず、代わりに「community」という欄があって「疑問があったらここで聞いてみてね」と書いてある。どうせ、ぴったりな回答が出ない、Q&Aみたいなもんだろうとタカを括りながらあけてみたら、イタリアから、オランダから、フランスから「この切符を買ったのに、そんなアプリ落ちないじゃないか！？」の連続攻撃。で、結局結論は、現場のボックスオフィスへ行ってorder voucherと自分のphoto IDを見せろ、というんだけれど、だったら早く改善しろよ、とか、現場がそれで良く納得するなぁと不思議でしょうがない。
