パリのCathédrale Notre-Dame de Paris（ノートルダム大聖堂）が燃えてしまった。さすがにこの時代、多くの人たちが動画でこの火災を捉えており、それが次々にアップされ、あからさまに燃え落ちる姿を目の当たりにした。辛い画面だった。それにしても良く燃えた。一説には防水がコールタールだから燃えるわけだというけれど、今でも防水には使われているんじゃないのかな。
もう6年ほど前に一度だけここに行ったことがある。中に入った。しかし、あまり大きな印象がない。というよりも、ここへ行く前にNHKの特集でこの大聖堂の飛び梁（フライング・バットレス. フライング・バットレス(英語：flying buttress、フランス語：Arc-boutant）を説明する番組を見たばかりだったので、内部よりも後ろに回って、この飛び梁のことばかり、頭にあった。そのうえ、当時は連日パリのどこかの教会を見て歩き、終いには日曜日の礼拝にまで参列して、地元ボーイスカウトの周年行事まで見物した。だから、なぜか教会内部の印象が全く残っていない。
もう私たちが生きている間に、かつての教会が復興なることはあり得ない。しかし、フランスの大金持ちがぽんと一億ユーロを復興のために寄付したというのには全く驚いた。カルロス・ゴーンみたいな人ばかりじゃないのね。日本には絶対にいないだろうなぁ。
