ほぼ足りてまだ欲 その先

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NBA

 多分、日本ではそれほど多くの市民の関心を引いていないんだろうけれど、今度の八村塁のNBAドラフト一巡目指名というのには本当にすごい。なにがすごいのかというと、これはほとんど、MLBのドラフトで一巡目でドラフトされたよりもすごい。そうだなぁ、大谷翔平よりも大きな話だ、といってもわかってもらえないかも知れない。
 そもそもMLBで日本人がドラフトされたことはほとんどない。
 NBAは今30チームあるわけだから、一巡目の指名というのは30人いるわけで、それぞれチーム事情があるけれど、その中でも9番目に重要視されていると考えちゃうことだってできる。

 それよりも何よりも、NBAはベンチに入ることができる選手の人数が極端に少ないゲームだから、ここから先がまた大変だ。レギュラーシーズン登録できる選手が15人で、その枠の中から 13人を試合に出場する選手として登録するという制度になっているので、この13人に入らないとそもそも試合に出られない。

 確かにここのところ低迷のワシントン・ウィザーズはチャンスかも知れない。なにしろNBAはドラフトがとても有効に作用している業界で、その証拠が各チームの黄金期がそんなに長く続かないというところを見て貰えばわかるはずだ。マイケル・ジョーダンがいた頃のシカゴ・ブルズだって、今やほとんどその名前が取り上げられることがないことを見たらわかるだろう。当時「え、まだやってんの?」と馬鹿にされていたGolden State Warriorsのここ数年の隆盛期を見ればわかる。

 八村塁が今後どんなことになるのか、楽しみだ。それにしても東海岸は遠いなぁ。その上、バスケットボールの会場の観衆収容人数だって、2万人弱だから、余計難しい。