いよいよ山本太郎がどんどん活動をしていて、街頭での演説も絶好調だ。先日の蓮池透の発表に続いて、今度は安富歩が出てきた。面白くなってきた。安富歩は東大の教授なんだけれど、全く女装をしている人で、そのユニークさは諸手を挙げて賛同したい。彼・・この際彼女というべきなのかわからなくて困っているが・・・は、今度の会見で石井紘基の名前を出したという。石井紘基は2002年10月25日に、世田谷区の自宅駐車場でさされて殺された。彼の鞄からは特別会計に関する重要な書類が消えていたといわれている。犯人は後に出頭してきた暴力団系の右翼団体員で無期懲役に処せられているが、彼が真犯人なのかどうか、非常に疑わしいと思っている人は少なくないのではないか。
つまり、政権から暗殺されたといっても良いとも思えたりする。何しろ死人に口はない、ということなのだから。その石井紘基の名を持ちだしてきたということは刈れ・・もしくは彼女は本気でフェアネスを貫こう、国民のために、と思っているのだろうと私は期待している。
しかし、日本の政治はただ単なる数字の世界でしかないので、貴重な人材が少々集まったところで、あの阿呆でなにも考えられない、人の痛みのひとつも想像だにできない連中ばかりが金のために集まっている大人数の自民党に勝てないのは事実。そしてそれを産み出しているのはほぼ国民の1/4ほどにもたりない有権者。不思議な国だ。
