ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

だからいっただろ

 うちは基本的な買い物、あるいは重い買い物をある生協に発注している。毎週決まった曜日に配達に来て、翌週の注文書を持って帰る。ところが注文書の回収を早めるという。それは別にかまわない。ところがその注文書の回収にくるから、集合郵便受けに注文書を挟んでおけといった。後から他の配達が来たら、一緒に押し込まれちゃうことがあり得るからそれは危険だよといっていた。面倒でも上まで取りに来る方が良いんだと、これは説明したら誰でも想像がつきそうだ。それなのに、そうして下さいというものだから、そうした。

 すると夕方になって電話がかかってきた。注文書がないと。いやいや、ちゃんと朝には挟んで置いたよと。すると電話口でその生協の担当者が「今でも郵便受けにありますか?」という。そんなの下まで見に行かなきゃわからないよ、というと、確認して電話してくれという。行ってみると、案の定他の配達物が入っていて、奥に押し込まれていた。いわれたフリーダイヤルに電話すると、これはコールセンターで、いつまで経っても繋がらない。10分後にようやく繋がったオペレーターに、この人に連絡を取りたいといったら、お客様の確認をさせて戴きますという。おいおい、なんだよそれはと、この辺から向かっ腹が立ち始める。このまま担当者からの電話に私が出たら、多分、文句を言うことになるだろうと、連れ合いに任せた。だって、私が出て「君が言っていることがどれほど理不尽なことかわかるか?」と問い詰めでもしたら、またぞろ、年寄りはすぐにカッとするといって非難囂々になるんだろう。

 このあと、今度は「お宅の水回りのリフォームやりますが如何です?」という若い男の電話が入ってきた。「間に合っています」と回答すると「まだやってないってことですか?」と聞く。余計なお世話だと思って「いや、間に合っていますってば」というと、「終わったんですか?」という。「君、この電話番号をどこから手に入れたんだ?」というと、なんと、「なんとかデーターセンターから電話しているんです」というのだ。つまり個人情報を売っているところの名前を平気でいっている。売っている奴がいるんだから買ってなにが悪いと思っているんだろうなぁ。「もうやったから要らないんだよ!」といってきった。

 そうか、俺たちの年代は狙い目なんだな。なんだか、プライバシーはとっくに丸裸になっているんだろうなぁと思うと気味が悪い。