ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

山本太郎

 山本太郎が寄付だけで2億数千万円を集めて「れいわ新選組」から自身を入れて9名を立候補させている。しかし、どこのテレビを見ても、このグループのことについて触れているのを見たことがない。9名の中には東大の女装教授、安富歩や、シングルマザーの渡辺てるこ、筋萎縮性側索硬化症のふなごやすひこ、重度身体障害者の木村英子、拉致被害者蓮池薫の兄である蓮池透、沖縄創価学会の野原芳正、セブンイレブン・オーナーだった三井 よしふみ、自然環境保護活動家の辻村 ちひろと、誰ひとり漫然と「国をよくします!」一攫千金目的政治野郎がいない。全員が確固たる目的意識を持って、ここに集まっている。どんなことをどんな具合にしていきたいのかが非常にはっきりとしている。こんな集団を率いている政治政党がこれまでこの国にあったのかといったら、思いつかない。せいぜい、本当はネズミ講だったけれど、「NHKから国民を守る党」を名乗って、実は大嘘だった連中くらいか。あ、取り上げた例がまずすぎたかも知れない。

 テレビには安倍晋三が出てきて、「この国の明日を拓く」というCMが流れている。じゃ、明日は開かれていなかったということで、奴は今まで何をしていたんだ、というリアクションが出てしまうが、これはフェじゃない。金がない政党はとても太刀打ちができなくなってしまう。多分公職選挙法違反じゃないだろうか。
 それにしてもこの9名のグループを全く取り上げることがないテレビはいったいどうなっているのだろうか。余程強い圧力がかけられているのかも知れない。

 今日、安倍晋三は中野の駅前で街頭演説会をやった。まわりには反対勢力が集まってきて、「帰れ!」「嘘つき!」の野次が飛んだ。すると、警察は「通路確保」を名目にその人たちを蹴散らかした。もうこの国はここまで来ている。遅すぎたのかも知れない。それでも、すこしでも抵抗していくために、「れいわ新選組」を支持していく。結果的に自公が国民を騙し続けることになったとしても、抵抗はしていかなくてはならない。それは後に続くもの達のためにである。