ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

トンネル

 生まれて初めてロンドンに降り立ったのはいったいいつだったのか、記憶の底をまさぐってみると、多分、1980年の2月ではなかったかと思う。多分New Yorkから飛んだと思う。米国のユタ州からの帰りに、Vancouver、San Francisco、Los Angeles、Houston、Minneapolis、Chicago、と廻ってNew YorkからLondonを経て東京に帰ってきたのがもう2月の末頃だったようだ。あの頃はまだ使えないという烙印は押されていなかったけれど、会社の方針が自分の将来像にはあまりあってはいないなぁと感じ始めていたような気がする。
 そんなロンドンで気になったのはテームズ河には随分昔からトンネルが掘られているということだった。それが一本ではなくて、何本もあるらしいという。あるときに聞いた話では、土質が粘土のようなものなので、掘りやすく、なおかつ水のシール性が高いのだということだった。
 「テームズ河トンネル」で検索すると、今はどんどんヒットする。これは面白い。なにしろ1818年1月にトンネル工法としては革命的な進歩となるシールド工法の技術の特許を取得した技術者がいたんだというウィッキペディアの記載には驚いた。しかし、土木工学界では常識なんだろうなという気はする。素人には驚愕だ、よく考えた!
 Greenwich Foot Tunnelというものも存在する。1902年に建設されたとされているトンネルで、歩行者用のトンネル。こういうトンネルは実は欧州にはかなり存在していて、ハンブルグでも、アントワープでも潜ったことがある。そういえば、日本の河川にこんなトンネルがあるかなぁ。

へぇ。

 三宅裕司の親父は岡山二中だったんだって。うちの親父は3年ほど早いけど、やっぱり岡山二中だったよ。(NHKのファミリー・ヒストリーより。)