ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

いいなおす

  • 「どのような環境下にいる受験生も自分の力を最大限発揮できるよう、自分の都合に合わせて適切な機会をとらえて、2回の試験を全力で頑張ってもらいたいとの思いで発言したものだった」
  • 「そうは言っても実際、国民の皆様、特に受験生の皆さんに不安や不快な思いを与えかねない説明不足な発言だった。おわびを申し上げたい」
  • 「受験生が安心して受験できるよう一つ一つの課題の解決に努めていきたい」

(NHK2019年10月28日 12時34分)

 大顰蹙を浴び、ネット上では大炎上したことに気がついて、慌てて言い直しに走ったものの、「不安や不快な思いを与えかねない説明不足」だと言い直した。ふざけるのもいい加減にしろと向かっ腹が立つ。「与えかねない」ってのは「与えてしまう可能性がある」という意味で、こいつはこの期に及んでも「不安を与えてしまった」とは思っていない。こいつもそうだけれど、自民党の連中は二階のくそ爺を筆頭に、自分の過ちを捉えるという能力に欠けている。「鋭く追求他人の失敗、笑って〔もしくは居丈高にして〕ごまかせ自分の失敗」という連中ばっかりなのである。こんな連中しかいないことに本当に悲しいというか、情けないというか、馬鹿馬鹿しい。

 実際のことをいうと、大学入試の英語の民間試験を適用するというアイディアは全く間違っている。こんなバカな話はない。英検もTOEFLだろうと〔辞めてしまった)TOEICにしても、それをどれもこれもおしなべて適用するというのはバカげた考えだ。それぞれの試験の間に共通性はないし、時期や会場や費用に平等性がない。こんなわかりきったことを全部無視して入試への共通機会として適用するアイディアが深みがなくていかにも民間資本への利益誘導でしかないことか、とってもわかりやすい。行政政策としては考えられない手段だ。卑怯だ。