ほぼ足りてまだ欲 その先

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厳寒用

 何年か前に冬の京都に行くにあたって、真剣に考えた、ちゃんとしたコートを着ないと相当に寒そうだと、思いっきり厳寒用にしつらえられたコートを買った。確か4万円ほどしたんじゃないかと記憶しているロングコートだ。普通の人には長めのハーフコートかも知れないが、私には充分なロングコートである。しかし、こんな高価なコートなんて買ったことがなかったから、非常に悩んだ。しかし、今になってみると、これは思いきって本当に正解だった。それでも、東京にいる時はそれほど必要としないし、今年なんぞは特に温かいので出番がなかった。
 ここのところ2年に一度くらいは厳寒の地に出かけることがあって、その時にはおおいに役に立つ。しかし、寄る年波で、コートが重くてしょうがない。もっと軽くて温かいものがあっても良いだろう。しかし、今時はちゃんとしたものは、やっぱり高い。良く着ている人を見るけれど、Canadian Gooseなんてのに至っては10万円もする。高いものを見たら、30万円なんて書いてある。コートの代金がこんな値段だなんて、デフレ経済の中にどっぷり浸かって暮らしている日本人から見たら、正に天文学的な値段だといって良いだろう。しばらくは重くても、何年も着てきたこれをつぶれるまで着るしかないか。