ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

f:id:nsw2072:20200213174629j:plain:w120:left 平凡社がこういう隔月刊の雑誌を出しているの知らなかった。隔月刊なんだから、通算したら9年間続いているということなんだろうか。銀座の教文館にいって、「平凡社のこころはある?」と聞いて、店員さんが出してくれたのは52号だった。「53号はまだ出ていないの?」とうかがったら奥から出してきて下さった。私がなんでこれまで知らなかったこの雑誌が出ているのを知ったのかと云えば、平凡社の広告に保阪正康石原莞爾について書いていると聞いたからだ。そういえば近頃は保阪正康は週に一回、BSの関口宏の番組に出演している。
 こちら 毎週土曜日午後12時から「関口宏のもう一度!近現代史」2月15日(土)は第17回「明治28年日清戦争後のアジアとロシア南下の脅威」

孤塁 双葉郡消防士たちの3.11

孤塁 双葉郡消防士たちの3.11

ベトナム戦争と私 カメラマンの記録した戦場 (朝日選書)

ベトナム戦争と私 カメラマンの記録した戦場 (朝日選書)

 同じような世代の方だったら聞いたことがある名前のカメラマンだと思うのだけれど、彼はかつて「戦場カメラマン」という本を出したことがあって、私の書棚にも、分厚い朝日文庫版が刺さっている。だからもう相当なお歳である(実は81歳)。にもかかわらず、日本縦断徒歩の旅を昨年完遂したという噺をテレビで見た。だからこの本はかつての「戦場カメラマン」の二番煎じかと思ったら、あとがきに2001年に月刊公論に連載したものだと書いてある。ま、新しいとはいえないけれど、その後こんなことを書いていたのかと、思わず手にした。