ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

仮定のお話

 自民党の皆さんだったら「仮定の個々のご質問にはお答えは差し控えさせていただく」とおっしゃるでしょうけれど、巨大広告代理店のことです。
 あの会社は何にでも手を広げています。何しろ社員もたくさんいますしね。もっともそのほとんどはエンコで入ってきた人たちばかりだった記憶があります。あ、私は彼らの顧客になるような、あるいは下請けになるような業界にはおりませんでしたので、ほとんど縁はございません。仕事でほんのちょっと接点を持ったことがございます。社員の皆様はまるでオールマイティのような意識の持ち主ばかりに遭遇しました。
 もう10年近く前にロンドンの出張先のホテルで急逝した私の友人はあの会社の下請けだったのですが、ある日気がついたらあの会社の社員になっておりました。で、かなり忙しくしていたようで、年に一度の仲間のBBQに来ては乾杯してからしばらく経つと、概ねソファで寝ておりました。多分日々忙しかったのでしょう。ロンドンオリンピックの前年に長期出張に出かけて、そのまま帰ってきませんでした。驚きました。
 あの会社は今岐路に立っています。肝心のオリンピックがなくなってしまうからです。この上、支持率の低迷を招いている自由民主党まで倒れてしまったら、それこそ足元が崩壊してしまいます。自民党が政権を失ってまたしても野に下るということになってしまったら、決定的な地盤沈下を招いてしまいます。自民党が政権を失うということは、マスコミに対する影響も失うことになるわけですが、あの会社はここだけは死守したとしても(スポンサーを握ってさえいれば、民放はいうことを聞くはずです)、自民党の後ろ盾が脆弱なものとなりかねません。だから、必死になって自民党の票を守ろうとするでしょう。そのためだったらどんな手でも使うに相違ありません。

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 私たちは単純な戦いでは多分勝てません。投票システムを素人には分からないシステムにしてしまうことだってやるでしょう。何しろ運命がかかっていますから。そういう目で見ていかなければならない局面に立っているんだといって構わない時期になっています。
 COVID-19対策でコロコロ自民党政権が目先を動かしています。朝令暮改もいいところです。彼らはちょっと方針を投げてみて、その反応を見ながらコロコロ対応を変えています。変なことで足を救われまいとして必死なのではないでしょうか。余計な発言の揚げ足をとられまいとして、発言が極端に少なくなってきています。油断していたのでは、またしてやられます。