ほぼ足りてまだ欲 その先

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集合住宅管理

 世の中にあまた存在する集合住宅にはそれぞれに管理組合が構成されていることになっていて、そのほとんどは管理組合から管理会社にその日常の管理が委託されている。ところがこれが巧く機能するためには非常に難しい条件が存在する。多くの場合が管理委託先の企業のいいなりに運営されている。それが一丸気が楽だ。日頃自分たちが考えなくてはならないことをその委託先の管理会社が考えて運営してくれるからだ。しかし、甚だ残念なことに、善意から管理会社を運営しているなんて組織はほぼないので、管理組合が黙っていると、結構おいしく稼がれてしまう。しかし、居住者の人たちの側に覚醒したメンバーが揃っていると、管理会社は油断ができない。それに、全体で何戸の住宅が組合に参加しているのか、というスケールも大いに影響が出る。

 しかし、考えてみると、集合住宅のなんたるかなんてことに関する知識を持っている人たちというのはそんなにたくさんいるわけはないのであって、多くの集合住宅では「ちゃんとやっている」ところと、「放りっぱなしになっているところ」にわかれる。

 こういう現状のまま、もう数十年も続いている。そろそろ限界点に到達しているのではないのか。いわゆるタワーマンションのような巨大世帯を抱える管理組合はどうしているんだろう。