ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

f:id:nsw2072:20201111225556j:plain:w360:left 久しぶりに耳鼻咽喉科を受診。先生の手元のカルテによると(珍しくここでは今でも紙のカルテ)最後に来たのは2年半前だったそうだ。私の耳道は性格と同じようにひねくれていて、普通の人だと自然に耳から出ていくはずの耳垢が、でていかないそうだ。それでなにが起きるのかというと、鼓膜がふさがれてしまう。すると聞こえにくくなる。ここのところなんとなく、感じていたのだけれど、今朝、目覚めに右のイヤフォンを耳に入れたら聞こえる音が小さくて、左のイヤフォンを入れるとようやくはっきり聞こえてきたことによって、あぁ、やっぱりね、と認識した。
 行きつけの耳鼻咽喉科は通常だとほぼ小児科じゃないのか?と思うような状況を呈しているんだけれど、覗き込むと今まさに診療室から戻ってきて泣きじゃくる子がお母さんにしがみついているだけで、あとは若い女性がおひとり待っているだけだった。見て戴くと「あ、はいはい!」という調子で、すぐさま横になり、耳にいつものようになんたらの液体を入れて耳の中をふやかし、そして先生がバキュームで吸い出してくれる。以前のように「スッポン!」という感覚ではなかったけれど、綺麗さっぱり取って下さったそうだ。しかし、いちいち吸い取れたものをそのままお見せ下さるのには、まいった。
 おかげでなんだかさっぱりした。「年に一度は来た方が良いですよ!」と先生の声が響いた。帰りに気分が良くなって、帽子をひとつ買ってしまった。