ほぼ足りてまだ欲 その先

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ロリキート

 豪州には野生のインコが跋扈していて、普通にその辺をとんでいる。毎朝パンをベランダに撒くと何十羽というロリキートが集まってきてしまう。最初のうちは面白がっていたんだけれど、どうも近所では嫌がられるらしい。彼等が集まってくると糞のことやらなんやらでロクなことが起きないらしい。

 で、なんでそんなパンを撒くのかというと、一人住まいだった頃、食パンを普通に買っておくと、毎朝一切れ切って食べていたのではなかなか減らなくて、気がついたら黴びてしまっていたのだった。つまり、防かび剤が食パンに添加されていないのである。それが普通にスーパー(うちの場合はすぐ傍のウールワース)で売っている食パンなのだ。特にわざわざ無添加の食パンを選んでいるわけではない。おかげでロリキートはご相伴に与ることができるというわけだ。
 鳥と云えば、あの辺にはクッカバラという白いオウム、ラッフィン・クッカバラといういわゆるワライカセミ、マグパイという一見カラスみたいだけれど、実はカササギ(ってどんな鳥だか知らない)の仲間、なんてのが普通に飛んでくる。クッカバラはくせ者で、ベランダの手摺りにぶら下げて置いた布団干し用の大きな洗濯ばさみをものの見事にぶっ壊した。(ちなみに近所の家では布団をそんなところに干さない)。

 生き物といえば、その時に住んでいた家の屋根裏にはポッサムが住んでいて、夜になるとガレージの前の木にでてきて驚かされた。一番驚いたのは、ある日、ガレージの灯りのスイッチを入れたら、すぐそこに直径10cmくらいの毛むくじゃらな蜘蛛を発見したことだ。思わず叫び声を上げた。