放送研究会のことを略して「放研」という。昨日のテレビで日本の古いフィルムを着色したものを放送していた。そのアナウンスをしていたのが、加賀美幸子アナウンサーだった。一体加賀美さんはおいくつになったのかと思ったら、今年で80歳だという。しかし、全くお変わりがない。加賀美さんは立教大学の英米文学科1963年卒。一方、TBSで永いこと永六輔の相方を務めた遠藤泰子は立教大学の日本文学科1966年卒。お二人とも未だにご活躍だけれど、放研に所属していたのかは不明。
男性陣の方は徳光和夫、みのもんた、古舘伊知郎、上柳昌彦は放送研究会。上柳によれば、ある日突然徳光が放研の部室にやってきて初めて口を利いたという。それなのに、日本テレビは落ちたんだそうだ。日本テレビといえば、野球部出身の上重聡がいるが、彼は2002年コミュニティ福祉学部卒。NHKからフリーになった堀潤は2001年独文卒。日本テレビでは、町亞聖が立教大英文科1995年卒。文化放送で、このたびアナウンス部長になった水谷加奈は心理学科1990年卒。テレビでもほとんど画面に出なかったテレビ東京にいた藤𠮷次郎も確か放研出身ではなかったか。まだほとんどテニス中継がメジャーじゃなかった頃に、テレビ東京（当時の東京12チャンネル）がローランギャロスの録画中継をやっていて、藤吉が担当していた記憶がある。彼は1971年経済学部卒。ニッポン放送の煙山光紀は経済学部出身。
今ではテレビのアナウンサーが既にタレントみたいになってしまっていて、なんだか痛々しい感じがする。
