冬の東京には珍しく雨が降った。寒い。
でもって、朝9時すぎにまた眠くなって、二度寝している間にどうやら地震があったらしく、友人がFacebookで「長かったなぁ」と書いているのを見て気がついた。
ここのところ、K大学のS先生のレクチャー絡みで日系米国人の話にまた関心が戻ってきた。20年ほどの間に、もちろん研究者の人たちが若返ってきていることもあって、あちこちに、かつては私が見ていた資料や論文以外のものがドッと増えてきていて、とても興味深い。しかし、ほとんどの資料が、1941年12月の日曜日の日本海軍の急襲攻撃から始まり、翌年2月の大統領令以降の混乱をいちから述べていて、そこのところをすっ飛ばそうとするのだけれど、そこにもこれまで気がつかなかった視点に気づかされることがあったりするので、なかなか気が許せない。
この本は日系男性と白人の女性とのカップルの話で、見慣れない雰囲気だ。「日本の古本屋」で見つけた。
