2021-01-12 訃報 半藤一利が自宅で倒れているところを発見され、亡くなっていたそうだ。90歳。決して早いわけではないが、彼はもっともっと長生きすると思い込んでいた。喋るのも衰えていなかったから、余計そう思い込んでいたのかも知れない。文藝春秋社の編集者だったとは思えないほどに、フェアに昭和の歴史を伝えていた。私にとっては保阪正康とともにフォローしてきた著者だった。心より哀悼の意を表します。今この時期に失いたくないひとの一人でした。