ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩

f:id:nsw2072:20210309223926j:plain:w360:left 昼前に散歩に出ようと部屋から出てくると、つれあいが寝ている。どうしたのと聞くとお腹を壊したという。昨夜は私と同じものを食べたんだし、今朝はいつもと同じものしか食べていないというのに。それで外には出ないというので、ひとりで散歩に行く。今日は晴れるだろうと思って、青空の下のミモザを見ようと、これで三日連続だけれど、蔵前神社のミモザを見に行く。昨日とは打って変わって、若い女性たちと一緒に、いかにもペットショップで買いました、という感じの小さな犬たち(トイ・プードルとか、フレンチ・ブルとか、ミニ・ダックスみたいな種類)を、乳母車みたいな車に乗せて歩く若いお母さん世代や、お婆さん。この犬連れがミモザの下でそれをバックに犬を撮影しようとする。そりゃ犬はわからないから思うようにならない。金切り声で犬の名前を連呼する!昨日の静寂とはまるっきり異なる状況にすぐさま脱出する。

f:id:nsw2072:20210309224019j:plain:w360:right 昨日見に行こうと思って忘れて戻ってきてしまった「浅草御蔵前書房」を見に行く。不思議なことにこの店の佇まいは全く変わらない。あんな地震や、こんな地震が来たというのに、全然変わらない。店内の細い通路を奥まではいる勇気が湧かない。だから、表から見られる本しか見られない。付け値一万円だという創刊時近くの週刊朝日が、ポロッと転がっていたりする。じっくり見てみたい気がする。

 帰り道にお寺さんの参道を横切ってみると、平日の昼間だというのに、お客さんはひっきりなしで、とてもなんたら宣言延長中なんて、どこ吹く風となっている。もうどうでも良いということだろうな、この国は。インシュリン用のシリンジならワクチン一瓶で7回分打てると見つけた人がいて、河野太郎は嬉しそうだけれど、実はこのシリンジは針が短くて、皮下脂肪の厚い人だと届かないぞ、という。そこはまた工夫する人がいて、ならば打つ前にエコーで調べるという!素晴らしい!日本は民間の知恵は素晴らしいが、官と政がまるっきりダメで、自分たちの金儲けしか考えてない。
 総務省の谷脇はこれで次官への道が絶たれ、この3月で定年退職となるそうだが、おかげで、退職金を満額貰い、挙げ句の果てに東北新社やNTTとの癒着の責任を問われることもなく、悠々自適の生活へゴーッ!である。どう考えても理不尽だ。検察は一体何をやっているんだろう。ボォ〜ッと指を咥えて、落ちてくる給料で楽しんでいるのか。

 近所のあちこちで工事が始まっている。つれあいの実家のお隣さんは気がついたら解体されていて、あとには24戸のうち17戸がワンルームだという集合住宅が建つと表示されている。多分子どもたちは自立したことだろうし、ご夫婦はもうどちらかが他界したのかも知れない。近所のガソリンスタンドも解体中で、更地になってみると、かなり広い。ホテルか、集合住宅になるんだろうなぁ。

 明日はまた暖かくなるらしい。

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2021.03.09 @Komagata Bridge