というわけで西隣の区の図書館から5冊の書籍をいっぺんに借りだした。ここは区内の利用者だと、雑誌・書籍はなんと30点借り出すことが可能。私のような区外の利用者でも15点を借り出すことが可能だってんだから驚く。うちの区の図書館は以前は区内の利用者が最大に利用できるのは20点だったのだけれど、今では誰でも15点になっている。かつて、学校へ行っていた時は良くデイパックを背負っていってヨイショと借り出してきたことがある。
図書館から借り出す図書というのは単行本であるのがほとんどであるし、薄っぺらい本というのはほとんど無いので、今回借り出してきたもの5点でも結構な重さになる。そのためにいつもの薄い木綿の袋ではなくて、しっかりした某スーパーの袋を持っていった。貸し出しの女性が「5冊一度にお持ちになりますか?」と聞く。多分この爺さんじゃ、無理かと思ったのだろうか。「いえ、そのために丈夫な袋を持ってきました」というも、なんの反応もしてくれなくて、爺さん、この流れを持っていく先がなかった。
今すぐ読みたかったのは引き揚げに関するもの
- 作者:李 光平
- 発売日: 2019/06/20
- メディア: 単行本
- 作者:島村恭則
- 発売日: 2013/08/20
- メディア: 単行本
そして、
- 作者:典洋, 加藤
- 発売日: 2017/09/21
- メディア: 単行本
- 作者:ヴィオリス,アンドレ
- 発売日: 2020/10/21
- メディア: 単行本
残念なことに5冊ともわが区の図書館にはなかった。
今日の散歩での掘り出し物。
バスに乗ったら、結構人が立っているんだけれど、奥に上がっていかない。おかしいなと思ってみたら、段の上がり口に女子中学生が3人立ってブロックしている。私の奥に立っていた女性に「後ろをごめんなさい」といって奥へ行こうとすると、その女性が「奥へは行かれないんだから」と呟く。なんで女子中学生に道を空けろといわないんだろうと、不思議だったが、私は「君たち、通して下さいよ」といって奥へ行って座った。なぜか、今の人は他人に声をかける、ということをしない。誰かが気がつかずに立っていて、通路がブロックされていると、そぉ〜ッと脇を抜けようとする。それができないと諦める。気がついていない人には「ごめんなさいよ!」と一声かければ良いのに、どうしてかけないのだろうか。例えば道を譲ってあげた時に、日本の人は無言で会釈はするけれど、声を出して「ありがとう」ということをしない。声を出すだけでもっとコミュニケーションが明確になるのに。ひょっとするとコミュニケーションがいやなのかも知れない。それだけ「他」との繋がりが怖いのかも知れない。それでいて巷には「絆」とか「繋がり」とか云う言葉が氾濫しているのに。