じりじりと照りつけるお陽様である。容赦のない紫外線が降り注ぐ。もうこうなったら降参である。散歩なんかに出るのは生命の危機である。歩くとしたら、お陽様がまだ顔を覗かせる前しかチャンスはないだろう。そういえば、昨年までは明け方に散歩に出た。今年はどうも睡眠時間のサイクルが半日ばかり狂ってしまっていて、明け方に寝てブランチ時分に目を覚ますという具合になってしまったので、そうもいかない。そのサイクルを戻せば良いじゃないか、という理屈だけれど、それはそれでままならない。なぜままならないのかというと、夜9時頃に眠くなってそのままバタンキューと寝てしまうので、夜中に目が覚め、覚めたらそれから寝付けない。そのままゴロゴロしていれば、自然に眠れるという人も身近にはいるんだけれど、それがそうでない。そうなると考えなくて良いことを考える。だから、そういう時は宝くじが当たったらどうするかと考えようとする。しかし、それが良くない。そうか、じゃパペーテまでの航空便はあるんだろうか、と思う。なら、検索してみるかと起き出して、Air Tahiti Nuiのサイトを見つけ出すんだけれど、案の定、今はフライトが滅多にない。なにしろフィジーのオリンピック選手団は民間機の航空便がないので、軍の輸送機でやってきたというくらいだから。そんな状態でオリンピックなんてやるなってんだ。
