町山智浩のテレビ番組「今のアメリカを知るテレビ in association with CNN」は前から興味深い番組で欠かさず録画してみている。昨日の放送で、先週Los Angeles在住の藤谷文子（スティーヴン・セガールの娘）がお休みだった理由が、COVID-19にかかったからだったとわかった。彼女はもうとっくに二回のワクチンを接種しており、それでも〔多分デルタ株〕に感染し、二日間は40℃の高熱が出て苦しんだそうだ。ワクチンを二回接種したら、感染しないというわけではなくて、感染するがただそれほど重篤にならないということに過ぎないと、藤谷の友人である感染病研究者が解説していた。その上、どうやらワクチンも今のところ半年ごとに接種しなくては意味がないのかも知れないという。
不思議なことに、こうしたわかりやすい解説が日本政府から私たちの元にもたらされてはいない。ネット上や新聞、テレビで知る話は、玉石混淆で、なにを信じて良いのかの、明確な基準がわからない。
わが政府はなにを目指し、なにを国民にもたらそうとしているのかが明確でないのだが、非常に信頼感に欠けることは事実だ。
