ほぼ足りてまだ欲 その先

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図書館

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 西隣の区立図書館に、予約していた本二冊、CD三枚を借り出しにいった。

 1980年から女子学院中学三年生が夏の課題として祖父母から聞く戰争の話を原稿用紙10枚にして提出するということを続けているらしい。聞ける中学生や、話してくれる祖父母がいる人たちは良いが、そう巧くいく人たちばかりとは思えない。ひょいとしたところでこの本の存在を知ったので、探した。手にしてまずビックリしたのは2004年に卒業した235人の作文が掲載されているのだけれど、二段組みでなんと889頁という分厚さなのだ。こりゃ明らかに「鈍器本」の範疇に入るだろう。
 あまりの分厚さに思わず「うわっ」といってしまった。
それにしてもさすがに「女子学院」である。とても中学三年生の作文とは思えない。高文研が3000円で刊行するわけだ。

 小野田寛郎関連から発想して随分前に予約して置いた本。8月15日以降、フィリピンで捕虜となった旧日本兵たちは、現地の人たちから石を投げられたりしたという話を聞いている。小野田自身も生き延びる中で現地民の住居を襲い、食料や衣服を調達してきたと言明している。

CDは三枚ともJohnny Winterのもの。

不忍池をぐるっと回り、上野駅で買い物をしてバスで帰宅。感染リスクを避けたとは言い難い。