ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

投票率向上委員会

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 日本の各種選挙の投票率をみてくると、空恐ろしくなるほどの低投票率です。
2010年の東広島市議会議員補欠選挙投票率は8.82%!!10人に一人も投票しなかった。
国政選挙でみると、2014年(第47回衆議院議員選挙)が一番低くて、 52.66%で、辛うじてふたりにひとり。
参議院だと1995年(第17回) 44.52%で、二人にひとりに達していない。
知事選挙だと2011年埼玉県知事選挙がなんとわずかに24.89%で、四人に一人というていたらく。

こんなこっちゃ間接民主主義も成立しない。つまんない。
有権者が権利を放棄していると同時に、義務を果たしていない。

改革しなくちゃならんわけですよ。

自分が一次的に投票する候補者の名前を書きます。つまり一押し。
集計の結果、候補者の誰ひとりも過半数を得票することがなかったら、上位二者の決選投票にする。
でも、わざわざもう一度投票し直すんじゃ時間と金が勿体ない。

で、投票する時に、自分が良いと思っている候補者がもし、一回目の集計で残れなかったら、次の候補者は誰に投票するかを書くことにする。
つまり、第一次推し候補者、その次の推し候補者を書く。
それによって、もう一度集計し直す、という方式はどうだろうか。
これでも、時間はかかる。
投票用紙には全候補者名が書かれていて、そこに番号を振ればいい。
マークシートでも良い。
そうすれば今だったら、あっという間に集計できる。
もっとも今一部で噂されているように、その集計システムに、インチキを仕込んだら問題になるけれどね。
あるいはよそからハッキングされちゃう危険もないとはいえない。
だったら地道に人の手で処理するしかない。
それでも一週間もかからない。

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棄権する人を防止するのには、どうするか。
一番簡単なのは罰金制だね。
ここまで来ると、これはすべて豪州のやり方そのものだ。

邪道と言われる方法としては、投票宝くじ方式があるね。
投票に行ったら当たる。
罰金は逃れられる、その上当たる。
でもこれだって、結構バカにできないんじゃないかなぁ。
地域の買い物券が当たったり、っての。
それがなんにでも使えるのが良いね。
教育費、旅行代金、光熱費、保険料・・なんにでも、税金の支払いにも使えるの。

でも、こんな改革を自由民主党とか、公明党、維新の会、なんてのがやるわけがない。
なにしろ、投票にできるだけ来ないでくれれば、勝てると思っているんだから。
つまり彼等は、日本という国が採用している間接民主主義が成り立たない方法によって、成り立っているからだね。
それにしても、これでも構わないんだとすると、棄権して、あるいは自公維に投票している人たちは、いったい、どんな社会を目指しているんだろう。
これで、完成、これが一番良い、こんな風にどんどんすさんでいく、衰えていく、階層化が進む社会の到来を待っていたのかね?