ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

春爛漫、人出最高、感染リスク最大

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不忍池

 土曜日が一日雨模様の上に風がビュービューと吹いてとうとう一歩も外へ出なかった。荒天を理由にすると外へ出ない理由を探す必要がないので、必要以上にダラダラとした時間を家の中で過ごしてしまう傾向はいつまで経っても変わらない。非常に生産性が低いね、といったところで、もはやほとんど生産せずに暮らしているんだから、議論することすらないよね。
だからというわけで、隣の区の図書館に借りだしていた本を返しに歩く。歩き出してすぐに分かるのは今年になって多分一番人出が多いのではないかと云うこと。裏の路地を選んで歩いても人が多いことが分かる。それでなくても日曜日だし、まん防なんたらも全部解除してしまったし、昨日が出かけられない天気だった上に、とうとう皆様お待ちかねのソメイヨシノがあっという間の満開だ。なんといっても、ソメイヨシノが最も本数としても多いらしくて、ソメイヨシノが満開に近くなると、それはそれはあちこち派手になってくる。
 不忍池のまわりにまで多くの人たちがそぞろ歩きにやってくるし、なにしろ滅多に聞かれない赤ちゃんの泣き声までして、世の中は大賑わい。だけれども実は毎日のCOVID-19感染判明者数はひと頃をはるかに凌駕する数字が提示されていて、感染リスクはかなり高いとみるべきだろう。しかし、そんなことをいったりしたら大顰蹙を買うこと間違いなさそうだ。
 
f:id:nsw2072:20220328023333j:plain:w360:left 図書館へ行くのにいつも歩く最速最短ルートでなしに、遠回りのルートを歩いていると、あるお寺の前庭に、見慣れない花が満開の木があった。これまでそんな木があることすら気がついていなかった。まるでマンサクの花が大きくなったような花で、写真をつれあいに見せたら「四手辛夷(しでこぶし)」というんだそうだ。マンサクだって、つい2-3年前に気がついたんだけれど、このヨレヨレ感がなんともいえない。自然は本当に面白いことをするもんだと感心してしまう。

 どこかで昼飯を買ってこようかと思ってスーパーの惣菜売り場を覗いたんだけれど、イマイチ食指が伸びない。うちに帰って、冷凍の烏賊海老の混ざった奴(シーフードって英語だよね)を入れたスパゲティ・ボンゴレ・ビアンコを作った。食い過ぎた。