この年になると、車の運転免許の更新も実に面倒くさくなってきてしまっている。それもこれもあの池袋で母娘を轢き殺した工業技術院のお偉いさんだった爺さんのせいだ。今日の認知検査の司会役のおじさんは「車は走る凶器です！」と力説した。それでも素人に運転することを許可するんだから行政としては甚だ不思議なことをやっている。人殺しをしばしば行う狂気を売るメーカーが日本一の大企業なのである。通りに出れば、ガンガンそんな凶器が渋滞を起こして走っているのである。人間というものは摩訶不思議である。
といいながらまたあと3年間免許証を手に入れようと、認知機能検査、つまり認知症がやってきているかどうかを判定するテストを受けに行ったわけだ。手数料は1,050円。今月から値上げした。これから団塊の世代がこれにどっとやってくるわけだから、3年ごとに金を巻き上げる。この先講義を受け、実技を試験され、更新に漕ぎ着けると、全部で一万円かかる。
あの池袋事件の爺いのおかげで自動車教習所は息を吹き返す。
久しぶりに豊島区までバスで往復をして、帰ってきたら、疲れて頭痛がする。
考えてみたら、パスポートもすでに残り有効期限を半年を切っている。こっちは10年有効にしたら16,000円もかかる。
