ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

砲丸投げ

世界陸上を見ていると、砲丸投げのことを「shot put」と書いてある。
ヘェ〜、知らなかったなぁ、と思って調べたら、
円盤投は「discus throw」といい、ハンマー投げのことは「hammer throw」、槍投げは「javelin throw」というとなんだか当たり前で、面白くない。
砲丸投げ選手のことは「shot putter」と訳されている。
他は単に「〜thrower」だろう。

どうやらこの「shot」は弾丸というか、鉄砲の玉と同じ意味のようだ。
かつて銃弾を作るのに、まんまるに作るために溶かした鉛を高い塔の上から落として、その表面張力を使って落ちるまでに冷えてまんまるに作った。その塔のことを「shot tower」と呼んだ。結構世界各地に昔の「shot tower」が残されている。
そして「put」である。
「put on a table」なんぞというと、テーブルにただ置くという意味になるけれど、弾き出す、あるいはぐっと押し込むというような意味合いがあることを考えると、なるほどということになる。だから、選手のことをshotをputするやつ、ということで「shot putter」ということになるらしい。

次から次に知らないことが出てくる。

追記:しかし、よく考えてみると、「砲丸」だって「砲」の丸い玉だってことだよね。よく「砲弾投げ」ってつけなかったね。