預けてある本の中から「話の特集」1981年5月号を掘り出した。
横尾忠則と谷内六郎が親しい間柄だったことを知る。思いもしなかった取り合わせだ。
向田邦子とプロデューサーの鴨下信一の対談がとても面白い。ドラマのご飯を食べるシーンに関するところが面白い。森光子はどんどん食べながらセリフを言うからとても自然でうまい。森繁久彌はドラマの中でカニを食べながらどんどんセリフをいったのは素晴らしかったと。セリフの順番が来るからとご飯を控える役者は面白くないと。そういう役者は確かにいる。局によって食い物の旨い不味いがあるというのも面白いし、テレビ朝日が旨いという。40年前の話である。