新潮社が2002年に第一回を始めた小林秀雄賞だけれど、これまでに21作品が選ばれている。実はどれも読んだことがない。自分でむしろ意外だったのだけれど、大きな声ではいえないが、そもそも新潮社が好きではない。政治的には偏っているといっても良いからだ。
何冊もの新潮社の季刊雑誌「考える人」のバックナンバーを集めて読んでいるうちにこれに気がついた。それで中でも新潮社が出版したもの以外で、古本で入手できそうなものをと思ったら二冊。そして文春新書はMARUZENで入手。
小熊英二の「生きて帰ってきた男」は小熊の父親のことだ。山口晃はひと頃随分評判になった。
