うちの近所にあった高級食パン店が閉店してからもう随分経つ。フランチャイズ・チェーンの店だったらしく、ある日突然そのブランド名を投げ捨てて、ぜんぜん違う名前の高級食パン店になった・・・と思ったら、あっという間にこんどは(原材料が手に入りません)というビラを張り出したまま、閉店となった。
今日のニュースではそのブランドのフランチャイズ店が、こんなに売れなくなってきているというのに、元会社がロヤリティ、つまりフランチャイズを名乗るライセンス料みたいなもの、を負けてくれないといって、騒ぎになっているんだという。あんな馬鹿げた値段の食パンを食べ続けられるような人たちがそんなにいるわけないんだから、高級住宅街だけの展開にしておけばいいのにねぇ。
いつだか話の種にと思ってお店に入ったら「一斤売りのものしかない、半斤売り分は今日は売り切れ」というから、やめた。食パンをそんなに大量に買うなんて日常生活では考えられない。最初から半分冷凍でもするしかないし、冷蔵庫のスペースもそんなに余裕はない。
だから、高級食パンは一時期的な「流行り」でしかない。
そういえば普通の食パンというものをもう何年も買ったことがない。