図書館で偶然次の2つを見つける。
明治学院大の先生だった原武史が今年のはじめにこんな本を出していたとは知らなかった。
NHKの吉田茂を取り上げた番組の録画をしてあるんだけれど、冒頭を見ただけで、吉田茂のとんでもない傍若無人ぶりを目の当たりにしたら、その先を見る気がしなくなった。「ばかやろう解散」、「大磯ワンマン道路」なんてのを子どもの頃から耳には聞いていたけれど、動画でそれを見ると反吐がでそうだ。
コンプリート版としてあるのには理由があった。ひょっとすると、この著者を私は見たことがあるんじゃないか、という気がする。これは地元の図書館で見つけたのだけれど、この著者の「アメリカは食べる。」は蔵書としてないのが、不思議といえば不思議。
なんと830ページを超える大著である。大変に興味深い中身で、かれは1961年に20歳でナッシュビルの「グランド・オール・オープリー」に出演しているそうだ。しかも、彼のあとにステージに上った緊張していた女性がそれがデビュー・ステージだったロレッタ・リンだったというんだから、驚く。頑張ってスキャンして後でゆっくり読もう。