
NHKは2026年度、つまり来年の4月からラジオの第二放送を正式にやめてしまいます。AM、FMそれぞれを一波ずつにしてしまいます。で、番組編成を大きく変更します。これまで「ラジオ深夜便」はAMでは午後11時くらいからはじめ、FMは午前1時からだったものを午前2時すぎからにしてしまい、その間をAM第二放送で組んでいた語学放送を入れてしまいました。
しかし、それも来年4月からは「ラジオ深夜便」はAMのみの放送とすることにします。
これでなにが起きるのか。放送を送るサイドには全く関係がないということでしょうけれど、実はコンクリの建物の中で密かに小さなラジオを鳴らして布団の中で聴いていた人たち、つまり私のような人間は切り捨てる、ということになるのです。コンクリの中ではAMはくっきりとは聞こえないのです。その点、FMならばきれいに聞くことができます。そんなのは放送サイドには知ったこっちゃないのです。電波を出して責任を果たしている、というわけです。
これまで間々あったのですが、NHKはAMをメンテナンスだといって日曜深夜等は停波しておりました。そんな時はFMで受信できていたわけです。これ、どうするんだろうと思ったら、なんとネットラジオ「らじるらじる」でくっきりとお聞きください、というのですね。
それを聞くには寝床の中でスマホを鳴らすことになります。周囲に聞こえないようにイヤフォンで聞くことになると、スマホが充電できなくなります。どうすればできるんだろうかと思ったら、充電用のソケットから分岐してイヤフォンをつなぐ道具を買えばできるようです。Amazonで探せば数百円で買えます。
じゃ、スマホを持っていない、そんな環境にいない人はどうするんだろう。そんな人は切り捨てるわけです。世の中にスマホを持っていない人なんていない、という判断に基づいているわけです。つまり、時代についてこられない人は「ハイ!残念です!」でおしまいというわけです。放送はインフラです。どうしてこういう判断が許されるのか、なんだか、不思議だというか、これが普通に行われる社会が気味が悪いのです。