テレビでチリのサーモン・ファームをやっていた。養殖していたのはトラウト・サーモンで四角い生け簀だった。給餌も今ではコントロールルームからリモコンで生け簀にペレットをグルングルン回す口から放り出していた。給餌のためにわざわざ生け簀へいかなくてもすむ。作業者削減ができる。
30年前のタスマニアでは養殖しているのはアトランティック・サーモンで、丸い生け簀だった。クリスマス休暇でも、誰かがボートを出してペレットを撒いていた。もちろんそれは若い独身者の仕事だった。
チリもタスマニアも南半球だからもとはといえば、サーモノイドは生息していないところだ。
昔は日本では生の鮭は食べなかった。虫がいるからだった。だからルイベといって冷凍してから食べたものだった。だから、うちの娘のように寿司屋でサーモンを握ってもらうなんてことはなかった。
アトランティック・サーモンのいくら、つまり魚卵は小ぶりだから日本では売れないと聞いた。豪州ではありがたがって少しオレンジ色のいくらを食べた。
