ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

信心

 ここのところ全く信心深くない私は、ノー天気にも自分の教会にイブ礼拝の15分前に到着。すると、もう中はいっぱいの人。そうか、そういえば今までは随分早く入っていたっけなぁ。なぁに、上に行けばいくらでも入れるだろう、と甘く見てあがっていったら「もう一杯です」と云われちゃったなり。初めてに経験だ。しょうがない、と潔く諦めて銀座に出たら、中央通りだけは驚くほどの人で溢れていた。ここが重要で、裏はどこもガラガラなんである。
 もう夜中の礼拝に出る気力はないのである。それに帰れなくなっちゃうからね。なぁに、明日はきっとガラガラに違いないし、お店も開いている。
 ちょっとした買い物があって伊東屋の裏にあがったら、それでもやっぱりいつもよりは人がいて、画材売り場も一筋縄では歩けない。ためつすがめつもの選びをしていると、横に着物を着たお姉さんが貼り付いている。何事ならんと目をやると、一声「失礼します」と声を掛けてくれればよいのに、私を邪魔くさそうにしている。近頃の方は声を掛けると云うことをしない。それでいて、気がつかない人を「気の利かない人だ」という。気がついていない人間は何らかの理由があって気がついていない。だから、私が良く通路を行く時に、そこを塞いでいる人に「恐れ入ります」とか「失礼します」とか云っているのが彼らにとっては生意気だ、ということになるのかも知れない。
 知らないうちに物事の価値観がまるっきり変わっているのかも知れない。
 いつものように京橋方向に歩き始め、丸善に入る。7,571歩。

治安維持法 - なぜ政党政治は「悪法」を生んだか (中公新書)

治安維持法 - なぜ政党政治は「悪法」を生んだか (中公新書)

今年の6月に出版された中公新書。著者はまだ30代。

キリスト教は戦争好きか キリスト教的思考入門 (朝日選書)

キリスト教は戦争好きか キリスト教的思考入門 (朝日選書)

 著者は関西学院大の先生。

 銅も最近の本屋の店頭を見ていると東京裁判に於けるパル判事やアンリ・ベルナール判事の見解を「日本無罪」という意見だったというスタンスで描いている本が見受けられる。明らかな読み間違いがごく普通に出版されるような時代に入ってきているということであるのだろうなと考え込んでしまう。
 家への帰り道に途中で入ったスーパーで合い挽きが安かったので買って帰って夕飯はハンバーグにした。やっぱりみじん切りの玉葱は炒めてから合わせた方が良いようだ。人参とジャガイモをグラッセにした。ソースは大根おろし、生姜のおろし、玉葱のおろしを混ぜ、そばつゆで味付け。
 そういえば最近、納豆を食べていない、これでは冷蔵庫の中でひからびてしまうぞ、と早速つまみにした。