2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧
今から半世紀前というと、1970年ということになる。この年はいろいろなことがあった。大阪の万博もあったけれど、私は一度も行ったことがない。どうせ人混みだ、と思っていたからだ。当時学校の4年生で、大学の同級生は次々に就職の内定を貰っていた。私が内…
駒澤大のS先生のオンライン勉強会だった。東京家政大のS名誉教授のお話で、日系米国人の戦中抑留に対するフレッド・コレマツの活動をお伺いした。コレマツとミノル・ヤスイ、ゴードン・ヒラバヤシの三人は戦後になってそれぞれ大統領自由勲章を叙勲されてい…
正々堂々としている様をいう、とでも新明解国語事典に書いてあるかも知れないけれど、多分、例文としてこんなことを書いてくれると、新明解らしいと言えるんだろうなと。 「すぐにクビを切ることができない労働者は雇えないんです、というとんでもないことを…
英語で検疫のことを「quarantine」といいます。これがなんとイタリア語の40に由来するのだということを日本獣医学会の頁で知ったのだ。(こちら)。 なんでか。あの14世紀に欧州を蹂躙した黒死病が蔓延してきた時、ベニスでは30日間の検疫を始めたのだけれど…
こんなことになる前から、どこへ行ってもトートバッグをお土産に買うのが好きで、何枚もあるんだけれど、それでも興味のあるものを見つけると買ってしまう。それも帆布のようながっしりしたものはイヤで、木綿の薄い布でできているものが好きだ。というのは…
蝋燭 薔薇 窮鼠 そんなの書けないよ。
もう一週間以上、乗り物に乗っていないかも知れないなぁ。二週間前に、バスに乗ったっけ。それっきりだ。
「消えた祖父の謎を追う〜“アメリカの敵”となった日本移民〜」 アメリカ人の写真家が、真珠湾攻撃の当日に米政府に拘束され、姿を消した日本人の祖父の行方を追う調査に乗り出した。戦争に翻弄された日本移民の知られざる実態に迫る。アメリカの写真家レジー…
注文していた,みすず書房の月刊「みすず」が毎年1/2月号として発行している「読書アンケート特集」の2020年版のバックナンバーが到着。手書きしてある宛名ラベルの文字が私好みの手書きで、そこからして嬉しい。(なんつう爺か)。 坪内祐三が1月に死んでい…
昭和11年、2.26事件直後、「大学は出たけれど」とまでいわれた不況の時代、うちの親父が就職したのは横浜の、元はといえば漁村の外れにできた船の修繕工場だった。関東大震災の前年に掘り込んだ船渠が完成したばかりだったのに、すぐさま地震で被害を受けた…
放送研究会のことを略して「放研」という。昨日のテレビで日本の古いフィルムを着色したものを放送していた。そのアナウンスをしていたのが、加賀美幸子アナウンサーだった。一体加賀美さんはおいくつになったのかと思ったら、今年で80歳だという。しかし、…
あの事件から丁度50年が経ったそうだ。私は三島をただの一冊も読んだことがない。自信に充ち満ちた三島がイヤだった。どんなことを喋り、どんなことを書くのかも検証したくなかった。私の嫌いな人間の匂いが立ち上っておった。当時、アナキーな雰囲気の人間…
「私自身総理がぶら下がりでそうコメントされたことは知りません。」と菅義偉総理がコメントするんだが、安倍晋三のことをそのまま総理と表現しているくらいだから、動揺は隠せませぬな。 捜査に影響を及ぼすから、私が知っていたかどうかについては答弁致し…
Michael J. Foxがとうとう引退だということになったそうだ。何しろ彼は30歳でパーキンソン氏病だと診断されたというのだから、気の毒を絵に描いたようだ。正に絶頂にいた時だ。あまりにも症状が出るので、あれはわざとやっているんじゃないか、とまでいわれ…
こうなってくると、認知症になるのも、死んじゃうのも、早い者勝ちということになりはしないか、という気がする。20年前に高齢化社会がやってくるので、「介護保険」というものを造り、できるだけ家族に頼る介護ではなく、社会資本による介護ができるように…
もう何年も前からだが、本屋の写真集売り場に行くと、工場の夜景写真集なんてのがある。綺麗だ、といって船で海から見るというツアーすらあった。特に石油のリファイナリーは圧力容器があっちこっちに立っていて、その複雑な形状にキャットウォークがついて…
幡ヶ谷のバス停で、64歳のホームレスの女性が近所の46歳の男に殴り殺された。石の入ったレジ袋で殴られて、外傷性くも膜下出血が死因だった。昨年の暮れには埼玉に住む弟と介護施設に暮らす母親のところにクリスマスカードが届いたと、昨日現場にやってきた…
面倒くさい夢があったもんだ。 ある人が今シーズンのコートを二着買ったというのだ。大体いっぺんに二着もコートを買うなんて奴は聞いたことがない。なんでそんなことをしたのか、理解ができないが、それが夢だ。一着は茶系統なんだろうけれど、ちょっと風変…
三島由紀夫があたかもナチスのような制服に身を固め、はちまきを締めて市ヶ谷に立て籠もり、屋根の上から自衛隊員に檄文を読み上げ、割腹自殺をしたことを知ったのは、学校の6号館の一階にあったテレビだった。その日、私は学校で卒論実験をやっていた同期生…
ベルリン・フィルハーモニーの年間パスが確か18,000円ほどだが、買わないかというチラシがわざわざ日本語版で送られてきた。 クラシカ・ジャパンはテレビのチャンネルはなくなってしまったけれど、ネット配信はいつでもオンデマンド配信で楽しめますぞ、今だ…
もう何日も、東京都のCOVID-19新規感染者数が500人を超えた。しかも、重症者数を小池都政が勝手に過少報告をしていて、実際には190人を超えているのに、30数人と報告している。それも「重要なのは重症者数です」といいながらなのが甚だ無責任であり、もう既…
この「Go To なんたら」のおかげで旅行に行く人が豪華宿泊施設に安く泊まれたとか、美味しいランチが安く食べられたという話だ。今日もニュースでは北千住、有楽町なんてところに行列ができて、何かと思ったら「イート券」の発売だというんだ。で、それも予…
豪州には野生のインコが跋扈していて、普通にその辺をとんでいる。毎朝パンをベランダに撒くと何十羽というロリキートが集まってきてしまう。最初のうちは面白がっていたんだけれど、どうも近所では嫌がられるらしい。彼等が集まってくると糞のことやらなん…
今でも、トランプの支持者は熱狂的に「Four More Years!」なんて叫んでいる。アメリカ人はどうしてあんなにも暴力的な、知的というにはほど遠い、恥ずかしいほどの露悪趣味なおっさんに支持を叫ぶのだろう。どう考えたって、彼がいっていることを聞いている…
本日の東京都感染者判明数:493名。どうするんだろう?これでもまだ「Go Toはご自身のご判断で!」と言い続けるですか?しばらく新規感染判明者数が「ゼロ」だった豪州のVIC州は10名の感染判明者が出て、すぐさま州境をロックアウトし、夜間の外出禁止に踏み…
ここのところ南から暖かい空気が日本海側にある低気圧に吹き込んでいるんだとかで、温かい。連れ合いが散歩から帰ってくる度に温かい、温かい、なんでそんな穴蔵に籠もっているのか、というので、重い腰を上げ、紅葉を愛でに行った。陽当たりの良いところか…
2月7日に帰ってきて以来、すっかりCOVID-19の中に取り込まれてしまって、書店には出かけても、あとは日々の買い物くらいにしか出かけていない。あとは散歩しかしていない。今日なんぞ一歩も家から出なかった。外はとても暖かかったそうで、長袖一枚でOKだっ…
Zoomでは駒澤大の白水鷹彦先生の社会人ゼミがあった。横浜英和の先生だった小宮まゆみ先生の戦時下での外国人抑留についての研究報告は非常に中身が濃いものだった。ここまで調査するのには大層な手間がかかったはずで、アウトプットして下さる情報はもっと…
唐突な話ながら。 もうずいぶん前から考えているんだけれど、人は男でも、女でも、美男子とか美女とかいわれる人に遭遇すると、どうして気を許そうとするんだろうかということなんだよなぁ。まったく一面識がなかったとしても、もし、今そこに、超絶の美男子…
墨田区横川にある「たばこと塩の博物館」に村井吉兵衛の特別展示を見に行く。2年前にも一度この博物館に「1873年に開催されたウィーン万国博覧会」についての特別展示を見に来たことがある。とても、博物館のあるような場所ではない。1978年11月、渋谷の公園…