ほぼ足りてまだ欲 その先

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勉強会

 駒澤大のS先生のオンライン勉強会だった。東京家政大のS名誉教授のお話で、日系米国人の戦中抑留に対するフレッド・コレマツの活動をお伺いした。コレマツとミノル・ヤスイ、ゴードン・ヒラバヤシの三人は戦後になってそれぞれ大統領自由勲章を叙勲されている。
 日系とはいえ、まごう事なき米国人を米国政府が強制的に抑留することに対する抵抗運動を徹底したことによる。フレッド・コレマツはしかし、ヤスイとヒラバヤシは残念ながら他界後の叙勲であった。その根拠には1982年になって、開戦前に「日本人のスパイ活動は事実無根」であることをうらづける資料が見つかった」ことがPeter Ironsという法学者から知らされ、名誉回復訴訟がなされたとある。
 Peter Ironsにしても、その後、日本人、日系米国人を全面的に支えた弁護士のWayne Collinsといい、どうして自分が属するraceでもない日系人に対してそれほどまでにサポートをするという信念を持ち得たのだろうか。
 そこが日本人からはとても想像がつかない人間性を持っている人たちが米国に入るということでもある。ある意味、日本人、日系二世あたりまでがもっていた、日本人独特な「しようがない」「我慢」文化と大きく異なるスタンスだということだろうか。
 フレッド・コレマツは「Do not be afraid to speak out」という言葉を残している。
 先生方のお話では、1982年になって発見された文書というのは、多分、文書作成から40年型って、公開された文書の中にあったものではないか、それを公文書館に勤務していた日本人職員が見つけたということではないかという。

 公文書がきちんと残されていて、一定の時間を経て、必ず公開されるという米国のルールがあってこそではないか。日本では公文書が平気で改竄、廃棄され、公開を要求しても真っ黒に塗りつぶして公開されるルールではいつまで経っても闇の中だったということになる。